健康診断で「肥満」「体重を減らしましょう」と言われた

健康診断の結果が返ってきて、「肥満」や「体重を減らしましょう」という判定を見て、ドキッとしたり、少し落ち込んでしまったりしていませんか。仕事や家事、育児に追われる30代、40代の方にとって、ご自身の健康管理はついつい後回しになりがちです。「若い頃より痩せにくくなった」「食事量は変わらないのにお腹が出てきた」と感じていても、具体的にどうすればよいか分からず、そのままにされている方も多いのではないでしょうか。

肥満は単に見かけの問題だけではなく、放っておくと様々な病気の引き金となる可能性があります。しかし、自己流の極端なダイエットは長続きせず、リバウンドのリスクもあります。当院は、東川口エリアの身近なクリニックとして、医学的な根拠に基づき、患者様一人ひとりのライフスタイルに合わせた無理のない改善方法を一緒に考えていきます。

当院ではWeb予約に対応しており、忙しい皆様の待ち時間の短縮に努めています。まずは一度、気軽にご相談ください。

このような症状・状態は要注意

健康診断の結果表や日頃の体調を振り返り、以下のような状態に当てはまる場合は、早めの受診をお勧めします。体重の数値だけでなく、それに伴う体の変化や検査値の異常は、体が発している重要なサインです。

BMIが高値、または腹囲が基準を超えている

BMI(体格指数)が25以上である場合、医学的に「肥満」と判定されます。また、おへその高さの腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上ある場合、内臓脂肪が蓄積している可能性が高く、メタボリックシンドロームの診断基準の一つに該当します。内臓脂肪の蓄積は、見た目の問題以上に、体内の代謝異常を引き起こしやすい危険な状態です。ご自身の数値を確認し、基準を超えている場合は要注意です。

血圧、血糖、脂質の数値を指摘された

体重の増加とともに、血圧が高くなったり、血糖値やHbA1cの上昇、コレステロールや中性脂肪の異常を指摘されたりしていませんか。肥満は、高血圧症糖尿病脂質異常症といった生活習慣病の直接的な原因となります。これらの数値に異常がある場合、すでに肥満が「肥満症」という治療が必要な病気の段階に進んでいる可能性があります。自覚症状がなくても、血管へのダメージは静かに進行しています。

階段や坂道での息切れ、いびきが気になる

体重が増えると、体を動かす際にかかる負担も大きくなります。「以前は平気だった階段で息が切れる」「少し歩いただけで疲れる」といった症状は、心臓や肺への負担が増しているサインかもしれません。また、首回りに脂肪がつくと気道が狭くなり、就寝中の大きないびきや呼吸停止(睡眠時無呼吸症候群)の原因となります。日中の強い眠気や集中力の低下を感じる場合は、肥満が睡眠の質を著しく低下させている可能性があります。

当院で可能な検査・診断

肥満の状態や、それに伴う合併症の有無を正確に把握するために、当院では以下の検査を行っています。単に体重を測るだけでなく、体がどのような状態にあるかを医学的に評価します。

血液検査

血液検査を行い、血糖値、HbA1c、コレステロール(LDL/HDL)、中性脂肪、尿酸値、肝機能などを詳しく調べます。これにより、糖尿病や脂質異常症、高尿酸血症(痛風)、脂肪肝などの合併症が隠れていないかを確認します。また、甲状腺ホルモンなどの異常が肥満の原因になっていないかを確認することもあります。数値の異常を早期に見つけることが、適切な治療への第一歩です。

胸部レントゲン検査

胸部レントゲン撮影を行い、心臓の大きさや肺の状態を確認します。肥満や高血圧が続くと心臓に負担がかかり、心肥大が見られることがあります。また、喫煙歴がある方や息切れがある方には、肺や気管支に異常がないかどうかも併せてチェックします。心不全の兆候がないかを確認するためにも重要な検査です。

簡易PSG検査

肥満の方に多く見られる睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いがある場合に行います。ご自宅で専用の機器を装着して寝ていただくだけの検査で、睡眠中の呼吸状態や酸素濃度を測定できます。肥満といびきは密接に関連しており、SASを治療することで代謝が改善し、減量しやすくなるケースもあります。

治療法と生活管理について

肥満症やメタボリックシンドロームの治療の基本は、食事療法と運動療法による生活習慣の改善です。しかし、「あれもダメ、これもダメ」と厳しく制限するだけでは、長続きしません。

当院では、患者様の生活リズムや食の好み、仕事の状況などを丁寧にお伺いし、実行可能で継続しやすいプランを一緒に考えます。例えば、間食の内容を見直す、夕食の時間を調整する、通勤時に少し多く歩くなど、小さな変化の積み重ねを大切にします。

また、高度の肥満や合併症がある場合には、医師の判断のもと、食欲を抑制する効果のある薬剤などの薬物療法を検討することもあります。一方的な指導ではなく、患者様が納得して取り組めるよう、対話を重ねながら治療方針を決定していきます。二人三脚で、健康的な体づくりを目指しましょう。

早めの受診が重要な理由

健康診断で指摘を受けた段階で、早めに医療機関に相談することには大きなメリットがあります。放置せずに今から対策を始めることが、将来の健康を守ります。

生活習慣病の連鎖(メタボリックドミノ)を断ち切る

肥満を放置すると、高血圧、高血糖、脂質異常が重なり合い、やがて動脈硬化へと進行します。これが「メタボリックドミノ」と呼ばれる状態で、最終的には心筋梗塞や脳卒中、透析が必要な腎不全といった重大な病気につながります。早期に介入し体重をコントロールすることで、このドミノ倒しを最初の段階で食い止め、健康な状態を取り戻すことが可能です。

睡眠の質を高め、日中のパフォーマンスを向上させる

肥満が原因で睡眠時無呼吸症候群になっている場合、質の良い睡眠がとれておらず、日中の眠気や疲労感、集中力の低下を招いています。適切な治療と減量を行うことで、睡眠の質が劇的に改善し、仕事や家事のパフォーマンスが向上します。「最近疲れが取れない」と感じている方は、体重管理が解決の鍵になるかもしれません。

関節への負担を減らし、活動的な生活を維持する

過剰な体重は、膝や腰などの関節に大きな負担をかけます。若いうちは耐えられても、年齢とともに変形性膝関節症や腰痛が悪化し、動くのが億劫になってさらに体重が増えるという悪循環に陥ることがあります。早めに適正体重に近づけることで、いつまでも自分の足で元気に歩ける、活動的な生活を守ることにつながります。

ご相談方法と受診の流れ

当院は東川口駅から徒歩5分の場所にあり、通院しやすい環境を整えています。健康診断の結果表をお持ちの上、お気軽にご来院ください。

Web予約・問診について

当院では、待ち時間を少しでも短縮し、スムーズに診察を受けていただけるよう、Web予約とWeb問診の事前記入を推奨しています。スマートフォンから簡単に予約が可能です。ご来院前に問診を入力していただくことで、診察時の聞き取りがスムーズになり、より深い相談が可能になります。

診察当日の流れ

ご来院されましたら、受付をお済ませください。予約時間に合わせて、必要な検査(身体計測、血液検査など)を行い、その後、医師による診察となります。健康診断の結果をもとに、現在の体の状態を分かりやすく解説し、今後の治療方針について丁寧な説明を心がけています。診察後は、自動精算機等で会計を済ませて終了となります。

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