運動や食事制限をしても体重が減らない

「毎日ウォーキングをしているのに、ちっとも痩せない」

「食事量を減らしているのに、むしろ体重が増えている気がする」

「昔と同じダイエット法が通用しなくなった」

ご自身の健康のために努力されているにもかかわらず、結果が伴わないことによる焦りや不安、無力感はとてもお辛いものだと思います。「自分の努力が足りないからだ」「意志が弱いからだ」とご自身を責めてしまってはいないでしょうか。

実は、適切な食事制限や運動をしていても体重が減らない場合、その背景には意志の力とは無関係な「病気」が隠れていることがあります。ホルモンの異常や代謝の低下、睡眠の質などが複雑に関与しており、医療機関での適切な診断と治療が必要なケースも少なくありません。

当院は、呼吸器専門医としての視点に加え、総合内科医として全身の状態を診察いたします。体重が減らない原因を医学的に突き止め、あなたが健康的な体を取り戻すためのサポートをいたします。

当院ではWeb予約に対応しており、待ち時間の短縮に努めていますので、お一人で悩まずまずはご相談ください。

このような症状・状態は要注意

体重が減らないことに加えて、以下のような体調の変化を感じている場合は、単なる体質や加齢のせいではなく、治療が必要な疾患が隠れている可能性があります。

むくみや寒さを強く感じる

食事を減らしているのに体重が増えたり、顔や手足がパンパンにむくんだりすることはありませんか。また、以前よりも寒がりになった、皮膚が乾燥する、便秘がちになるといった症状を伴う場合、甲状腺機能低下症などのホルモン異常が疑われます。甲状腺ホルモンは全身の代謝を司っているため、この機能が低下するとどれだけ運動しても脂肪が燃焼されにくい状態になります。

強い眠気やいびきがある

十分な睡眠時間をとっているつもりでも、日中に強い眠気を感じたり、家族から「いびきがうるさい」「寝ている時に呼吸が止まっている」と指摘されたりすることはないでしょうか。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)により睡眠の質が低下すると、食欲を増進させるホルモンが増え、逆に食欲を抑えるホルモンが減ってしまいます。その結果、本人の意思に関わらず体が太りやすいモードになってしまうことがあります。

喉の渇きや頻尿がある

喉が異常に乾く、水をたくさん飲む、夜中に何度もトイレに起きるといった症状がある場合、糖尿病などの生活習慣病が進行している可能性があります。インスリンの働きが悪くなることで、食べたエネルギーがうまく細胞に取り込まれず、代謝異常を引き起こしている状態です。放置すると血管や神経に障害が出るリスクもあります。

倦怠感が抜けず、疲れやすい

「とにかく体がだるい」「少し動いただけで息切れがする」といった症状が続く場合、心臓の機能低下(心不全)による体液貯留(むくみによる体重増加)や、貧血などが隠れていることもあります。体重の変化は、体の水分バランスの崩れを示す重要なサインに他なりません。

当院で可能な検査・診断

体重が減らない原因がどこにあるのか、当院では患者様のお話を入念に伺った上で、必要な検査を行い診断につなげます。

血液検査

体重増加や代謝異常の原因となる疾患を特定するために最も重要な検査です。

甲状腺ホルモンの数値(TSH、FT3、FT4)を測定し、甲状腺機能に異常がないかを確認します。また、血糖値やHbA1c、コレステロール値、中性脂肪、腎機能、肝機能などを総合的にチェックし、糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病が隠れていないかを診断します。貧血の有無も確認し、全身状態を把握します。

簡易PSG検査

ご自宅で行っていただける検査です。寝る前に手の指や鼻の下にセンサーを取り付け、睡眠中の呼吸状態や酸素濃度を測定します。

これにより、肥満や代謝異常の原因となりうる睡眠時無呼吸症候群の兆候がないかを調べることが可能です。呼吸器内科ならではの視点で、睡眠と体重の関係を紐解きます。

胸部レントゲン検査

心臓の大きさや肺の状態を確認します。心不全による心拡大がないか、肺に水が溜まっていないかなどをチェックし、むくみや息切れの原因が心肺機能にあるかどうかを判断するための補助的な診断を行います。

治療法と生活管理について

検査結果に基づき、体重が減らない原因となっている「根本的な病気」に対する治療を行います。

甲状腺の機能が低下している場合には、不足しているホルモンを補う内服薬による治療を行います。適切な投薬により代謝が正常化すれば、むくみが取れ、自然と体重が適正範囲に向かっていくことが多くあります。

睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は、CPAP(シーパップ)療法などを行い、睡眠中の呼吸を確保します。睡眠の質が改善することでホルモンバランスが整い、減量しやすい体質へと変化していきます。糖尿病などの生活習慣病が見つかった場合は、それぞれの病態に合わせた薬物療法を行います。また、当院では薬の処方だけでなく、生活習慣の管理も重視しています。

「ただ痩せればよい」という極端なダイエットではなく、検査データを元に、患者様のライフスタイルに合わせた無理のない食事療法や運動療法をご提案します。一方的な指導ではなく、患者様と一緒に「続けられる方法」を相談しながら治療方針を決めていきますので、安心して取り組んでいただけます。

早めの受診が重要な理由

隠れた疾患の早期発見と治療

「痩せないのは自分のせい」と思い込んで無理なダイエットを続けると、隠れている病気を見逃し、進行させてしまう恐れがあります。甲状腺疾患や代謝異常は、早期に発見し治療を開始することで、劇的に症状が改善するケースが多いです。原因がわかることで、精神的な負担も大きく軽減されます。

将来の重篤な合併症を予防

体重コントロールがうまくいかない状態(肥満や代謝異常)を放置すると、動脈硬化が進行し、将来的に心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる病気を引き起こすリスクが高まります。今のうちに代謝の状態を整えておくことは、10年後、20年後の健康を守ることにつながります。

効率的で健康的な体型管理

医学的な裏付けのない自己流のダイエットは、筋肉量を減らして基礎代謝を下げてしまい、かえって太りやすい体を作ってしまう「リバウンド」の原因にもなります。医師の管理下で原因疾患を治療しながら生活習慣を見直すことで、遠回りをせず、健康的かつ効率的に適正体重を目指すことができます。

ご相談方法と受診の流れ

当院は東川口駅から徒歩5分の場所に位置しており、通院しやすい環境です。

「頑張っているのに結果が出ない」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

Web予約・問診について

当院では、患者様の待ち時間を少しでも短縮するため、Web予約とWeb問診の事前記入を推奨しています。ご来院前にスマホから症状や経過を入力していただくことで、診察室でスムーズにお話を伺うことができます。

診察当日の流れ

ご来院後は受付を済ませていただき、必要に応じて身長・体重・血圧測定などの基本検査や、血液検査などを行います。その後、医師による診察を行います。検査結果や今後の方針については、専門用語をなるべく使わず、丁寧な説明を心がけています。最後にお会計と、必要であればお薬の処方箋をお渡しします。

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