下痢が止まらない・お腹が緩い

急にお腹が緩くなったり、トイレから離れられなくなるほどの激しい下痢に襲われたりすると、日常生活に大きな支障をきたしてしまいます。「ただの食べ過ぎだろう」「冷えただけかもしれない」と思って市販薬を飲んでもなかなか改善せず、通勤や会議中、あるいは家事や育児の最中に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

お腹の不調は、体からのSOSサインです。一時的なものから、背景に何らかの病気が隠れているものまで原因は多岐にわたります。

当院は、東川口エリアの身近なかかりつけ医として、また全身を診る内科・呼吸器専門医として、患者様一人ひとりの辛い症状に寄り添い、適切な診断と治療を行います。どうぞお一人で悩まずご相談ください。当院ではWeb予約に対応しており、待ち時間の短縮に努めています。

このような症状・状態は要注意

下痢やお腹の緩さはありふれた症状ですが、中には早急な対応が必要なケースや、慢性的な病気が潜んでいるケースがあります。以下のような症状が見られる場合は、無理に我慢せず受診をご検討ください。

便の性状や回数の変化

一時的な軟便程度であれば様子を見ることもできますが、水のような便が止まらない、1日に何度もトイレに駆け込む状態が続いている場合は注意が必要です。また、便に血液が混じっていたり、黒っぽい便が出たり、粘液のようなものが混ざっている場合は、腸内で炎症や出血が起きている可能性があります。色が白っぽい、あるいは緑色っぽいなど、普段と明らかに違う場合もご相談ください。

全身症状を伴う不調

お腹の症状だけでなく、発熱が続いている、吐き気や嘔吐がある、強い倦怠感があるといった場合は、ウイルスや細菌による感染性胃腸炎などの可能性があります。また、水分が十分に摂れずに口が渇く、尿の量が減る、立ちくらみがするといった症状は脱水状態のサインですので、早めの処置が重要です。体重が急激に減少している場合も、栄養吸収に問題が起きているか、消耗性の疾患が隠れている恐れがあります。

ストレスや環境による変化

特定の状況(会議前や通勤電車など)でお腹が痛くなる、緊張すると下痢をしやすい、といった症状が長く続く場合、過敏性腸症候群などの機能的な疾患も考えられます。また、特定の食べ物を食べた後に必ず調子が悪くなる場合や、海外渡航後の発症、抗生物質を服用した後に下痢が始まった場合なども、専門的な判断が必要です。

当院で可能な検査・診断

下痢の原因を特定し、適切な治療を行うためには、患者様の全身状態を把握することが大切です。当院では問診を丁寧に行い、必要に応じて以下の検査を実施します。

血液検査

体内の炎症反応の程度(CRPや白血球数)を調べ、細菌感染などの有無を推測します。また、脱水の程度、電解質のバランス(ナトリウムやカリウムなど)、貧血の有無、肝機能や腎機能の数値などを確認し、全身の状態を総合的に評価します。アレルギーの関与が疑われる場合のスクリーニングとしても活用します。

感染症迅速検査

季節性の感染症が疑われる場合や、流行状況に応じて、インフルエンザなどの感染症迅速検査を行うことがあります。ウイルス性の疾患が全身症状として消化器症状を引き起こすこともあるため、必要に応じて実施し、原因の切り分けを行います。

※より専門的な画像検査(CT・MRI・エコー)や内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)が必要と判断された場合は、速やかに連携している高度医療機関へご紹介いたします。

治療法と生活管理について

治療の基本は、原因に応じた薬物療法と、胃腸を休めるための生活管理です。

薬物療法では、症状を和らげるための整腸剤や、腸の過剰な動きを抑える薬、漢方薬などを処方します。細菌感染が疑われる場合には抗生物質を使用することもありますが、ウイルス性の場合は対症療法が中心となります。下痢止め(止瀉薬)は、悪いものを体外に出そうとする防御反応を止めてしまう恐れがあるため、症状や原因を見極めた上で慎重に使用します。

また、当院では一方的に指導するのではなく、患者様のライフスタイルに合わせた生活指導を大切にしています。脱水を防ぐための効果的な水分補給の方法(経口補水液の活用など)や、消化に良く胃腸に負担をかけない食事の選び方(お粥、うどん、白身魚など)、刺激物(カフェイン、アルコール、香辛料)や冷たいものの制限などについてアドバイスします。ストレスが関与している場合には、生活リズムの整え方についても一緒に考えていきましょう。

早めの受診が重要な理由

原因の特定と適切な対処

下痢の原因は、感染症、ストレス、冷え、食あたり、あるいは薬の副作用など様々です。自己判断で市販の下痢止めを使い続けると、かえって病状を悪化させたり、原因の発見が遅れたりすることがあります。早期に受診することで、原因を正しく見極め、最短での回復を目指すことができます。

脱水症状や全身状態の悪化防止

特に下痢が激しい場合、体から水分と電解質が失われ、急速に脱水症状に陥るリスクがあります。働き盛りの世代であっても、脱水は体力消耗や思考力の低下を招き、仕事や家事に大きな影響を与えます。早期に医療機関で適切な処置を受けることで、全身状態の悪化を防ぎ、早期の社会復帰が可能になります。

大きな病気の兆候を見逃さない

「たかがお腹の不調」と考えていても、その裏には炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病など)や、その他の内科的疾患が隠れていることがあります。長引く症状を放置せず、かかりつけ医として相談していただくことで、隠れた病気の兆候を早期に捉え、必要な専門治療へと繋げることができます。

ご相談方法と受診の流れ

当院は東川口駅から徒歩5分の場所にあり、通院しやすい環境を整えています。お腹の調子が悪いときは、移動も辛いものです。どうぞ無理をせず、まずは当院へご相談ください。

Web予約・問診について

待ち時間短縮のため、Web予約とWeb問診の事前記入を推奨しています。来院前にスマートフォンから問診にお答えいただくことで、受付での手続きがスムーズになり、体調が優れない中での待ち時間を減らすことができます。特にトイレの不安がある方は、事前にお伝えいただくことで配慮いたします。

診察当日の流れ

受付を済まされた後、必要に応じて検査を行い、診察室へご案内します。診察では、いつからどのような症状があるか、食事の内容、ストレスの有無などを詳しくお伺いします。その後、検査結果や診察所見に基づき、診断と治療方針について分かりやすくお話しします。丁寧な説明を心がけていますので、疑問点があれば遠慮なくご質問ください。最後に会計を行い、処方箋をお渡しします。