喉の痛みが強い・飲み込むと痛い

唾を飲み込むだけでも涙が出るほど痛い、喉が腫れて食事が喉を通らない、といった症状は本当につらいものです。「ただの風邪だろう」と思って様子を見ていたら、痛みがどんどん増してきたり、熱が出てきたりして不安を感じている方も多いのではないでしょうか。喉の痛みは、ウイルスや細菌による炎症だけでなく、時には早急な治療が必要な病気のサインであることもあります。

当院は、そのような患者様の「痛み」と「不安」に寄り添い、少しでも早く楽になっていただけるよう、丁寧な診察と適切な治療を行っています。お仕事や家事、育児でお忙しい方のために、当院ではWeb予約に対応しており、待ち時間の短縮に努めています。

このような症状・状態は要注意

喉の痛みは日常的に経験しやすい症状ですが、中には専門医による治療が必要な状態が隠れています。以下のような症状が見られる場合は、無理をせず早めに受診をご検討ください。

唾や水分を飲み込むのが困難なほどの激しい痛み

食事の時だけでなく、唾液を飲み込む際にも強い痛み(嚥下痛)を感じる場合や、痛みのために水分さえ摂りたくないと感じる場合は注意が必要です。喉の粘膜が高度に炎症を起こしている可能性があり、十分な水分が摂れないと脱水症状を引き起こすリスクも高まります。また、口が開けにくい(開口障害)場合も、炎症が周囲の筋肉や深部にまで及んでいる可能性があります。

高熱や全身の倦怠感を伴う場合

38度以上の発熱や、激しい悪寒、関節痛、強いだるさを伴う場合、インフルエンザCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)などのウイルス性の病気や、細菌感染による急性扁桃炎などが疑われます。特に細菌感染の場合、適切な抗生物質による治療を行わないと、症状が長引いたり悪化したりすることがあります。

息苦しさや声のかすれがある

喉の痛みに加えて、「息がしづらい」「呼吸をするたびにゼーゼーと音がする」「声が急にかすれて出にくい」といった症状がある場合は、気道の入り口が腫れて狭くなっている可能性があります。これは急性喉頭蓋炎などの緊急性の高い病気のリスクも考えられ、窒息などの危険な状態を避けるためにも、ためらわずに医療機関を受診してください。

市販薬を飲んでも改善しない、または繰り返す

市販の風邪薬や痛み止めを数日使用しても痛みが引かない、あるいは一度良くなってもすぐにぶり返す場合は、一般的な風邪以外の原因が考えられます。例えば、溶連菌感染症などの特定の細菌感染や、胃酸が逆流して喉を刺激する逆流性食道炎などが原因であることもあります。原因に合った治療を行うことが、解決への近道です。

当院で可能な検査・診断

喉の痛みの原因を特定し、ウイルス性か細菌性か、あるいはアレルギーなどが関与していないかを判断するために、必要に応じて検査を行います。

感染症迅速検査

喉の粘膜から検体を採取し、インフルエンザウイルス、新型コロナウイルス、溶連菌(A群β溶血性連鎖球菌)、マイコプラズマなどの感染有無をその場で調べることができます。特に溶連菌は、お子様だけでなく大人も感染し、激しい喉の痛みを引き起こす代表的な細菌です。検査結果に基づいて、抗生物質の投与が必要かどうかを的確に判断します。

血液検査

体の中でどの程度の炎症が起きているか(CRP値や白血球数)を調べます。これにより、感染症の重症度を客観的に評価することができます。また、アレルギー反応の有無や、全身の状態を確認するためにも行います。細菌感染が疑われるものの迅速検査で陰性の場合や、症状が重い場合に、治療方針を決定する重要な判断材料となります。

治療法と生活管理について

当院では、検査結果と患者様の症状に合わせて、薬物療法と生活指導の両面からアプローチします。

薬物療法においては、細菌感染が原因であれば適切な種類の抗生物質を処方します。ウイルス性の場合は、痛みを和らげる鎮痛剤(解熱鎮痛薬)や、炎症を抑えるトラネキサム酸などを処方し、ご自身の免疫力で回復するのをサポートします。漢方薬を併用することで、炎症を鎮めたり、喉の不快感を和らげたりすることもあります。

生活管理については、喉の乾燥を防ぐための保湿や、痛みを刺激しない食事の摂り方(熱いものや辛いものを避けるなど)、十分な水分の補給方法などをアドバイスします。一方的に指導するのではなく、患者様の生活スタイルやお仕事の状況をお聞きし、「薬は錠剤と粉薬どちらが飲みやすいか」「日中の眠気が出にくい薬が良いか」など、相談しながら無理なく続けられる治療方針を一緒に決めていきます。

早めの受診が重要な理由

喉の痛みくらいで病院に行くのは大げさかもしれない、と迷われる方もいらっしゃいますが、早めの受診には大きなメリットがあります。

重症化を防ぎ、入院リスクを減らす

喉の炎症を放置すると、扁桃腺の周囲に膿(うみ)がたまる扁桃周囲膿瘍や、さらに深部へ炎症が広がる深頸部膿瘍といった重篤な状態に進行することがあります。これらは入院や手術が必要になることもあります。早期に適切な治療を開始することで、こうした重症化のリスクを未然に防ぐことができます。

原因に合った治療で早く楽になる

喉の痛みには、ウイルス、細菌、アレルギー、乾燥など様々な原因があります。原因によって効く薬は全く異なります。例えば、ウイルス性の風邪に抗生物質は効果がありませんし、逆に細菌感染には抗生物質が必要です。自己判断で市販薬を使い続けるよりも、専門医が原因を見極めて処方した薬を使用するほうが、症状が改善するまでの期間を大幅に短縮でき、つらい痛みから早く解放されます。

周囲への感染拡大を防ぐ

もし原因がインフルエンザや溶連菌などの感染症であった場合、知らずに生活しているとご家族や職場の同僚にうつしてしまう可能性があります。早期に診断を受けることで、感染対策を適切に行うことができ、大切な周りの方々を守ることにつながります。

ご相談方法と受診の流れ

当院は東川口駅から徒歩5分の場所にあり、通院しやすい環境を整えています。喉の痛みがつらい時は、無理をして我慢せず、当院までご相談ください。

Web予約・問診について

体調が悪い中での待ち時間は非常につらいものです。当院では、院内での待ち時間をできるだけ短くするために、Web予約システムを導入しています。また、Web問診にて事前に症状を入力していただくことで、来院後の手続きがスムーズになり、医師への症状伝達もより正確になりますので、ぜひご活用ください。

診察当日の流れ

受付を済まされた後、必要に応じて検査や診察を行います。診察では、喉の状態を丁寧に確認し、検査結果を踏まえて診断を行います。お会計までスムーズに進むようスタッフ一同連携しております。また、病状や薬の説明については、専門用語をなるべく使わず、分かりやすく丁寧な説明を心がけています。