健康診断で「血圧が高い」と指摘された

健康診断の結果がお手元に届き、「血圧が高めです」「再検査が必要です」という判定を見て、不安を感じていらっしゃるかもしれません。「これまでは正常だったのに」「特に体調が悪いわけではないのに」と、戸惑う方も多いのではないでしょうか。

血圧が高い状態は、自覚症状がほとんどないまま進行することが最大の特徴です。だからこそ、症状がない今のうちに適切な対策をとることが、将来の健康を守る鍵となります。

当院は、お仕事や家事・育児で忙しい30代〜40代の方々が通いやすいよう、東川口エリアのかかりつけ医として、ライフスタイルに合わせた無理のない管理方法を一緒に考えていきます。

当院ではWeb予約に対応しており、待ち時間の短縮に努めていますので、隙間時間を利用してご相談ください。

このような症状・状態は要注意

健康診断での指摘は、体からの重要なサインです。以下のような状況や数値が見られる場合は、放置せずに一度当院までご相談ください。

健診での数値が基準値を超えている

診察室での血圧が140/90mmHg以上、または家庭での血圧が135/85mmHg以上の場合、高血圧症の疑いがあります。

「たまたま高かっただけかもしれない」と様子を見てしまうことがありますが、一度でも高い数値を指摘された場合は、それが一時的なものか、治療が必要な状態かを医学的に判断する必要があります。

自覚症状がなくてもリスクは進行します

「頭痛」や「肩こり」などを血圧のせいだと感じる方もいますが、実際には高血圧の多くは無症状です。

症状がないからといって放置すると、高い圧力が血管にかかり続け、血管が厚く硬くなる動脈硬化が静かに進行してしまいます。自覚症状が出たときには、すでに病状が進んでいることが多いため、症状の有無で判断しないことが大切です。

他の生活習慣病やリスク因子を指摘されている

血圧だけでなく、血糖値、コレステロール、尿酸値などの異常や、肥満(メタボリックシンドローム)を指摘されている場合は、血管への負担が相乗的に高まります。

また、喫煙習慣がある方や、ご家族に高血圧の方がいる場合もリスクが高くなるため、より早期のコントロールが推奨されます。

当院で可能な検査・診断

健診で異常を指摘された場合、当院ではまず現在の体の状態を正確に把握し、血圧が上がっている原因や、臓器への影響を調べます。

血液検査

血圧が高い状態が続くと、腎臓などの臓器に負担がかかることがあります。血液検査によって、腎機能の数値や、血圧上昇の原因となるホルモンの異常がないか、またコレステロールや血糖値など他の動脈硬化リスクがないかを総合的に確認します。

これにより、生活習慣が主な原因である「本態性高血圧」か、他の病気が原因の「二次性高血圧」かの鑑別を進めます。

レントゲン検査(胸部X線)

心臓への負担を確認するために行います。高血圧が長く続くと、ポンプとしての役割を果たす心臓の筋肉が厚くなり、心臓全体が大きくなることがあります。レントゲンで心臓の大きさや形、肺の状態を確認し、高血圧による影響が出ていないかをチェックします。

簡易睡眠モニター検査

いびきや日中の強い眠気がある方の場合、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が高血圧の原因となっていることがあります。当院では自宅で簡便に行える検査機器の貸し出しを行っており、睡眠中の呼吸状態を調べることで、血圧上昇の隠れた原因を探ることが可能です。

治療法と生活管理について

高血圧の治療=すぐに薬を飲む、というわけではありません。当院では、患者様一人ひとりの生活背景や数値を踏まえ、納得いただいた上で治療方針を決定します。

まずは生活習慣の改善が基本です。塩分を控えた食事の工夫、適正体重の維持、無理のない運動習慣、節酒や禁煙などについて、具体的なアドバイスを行います。お仕事が忙しく外食が多い方や、運動の時間が取れない方には、それぞれのライフスタイルの中で実践可能な方法を一緒に探していきます。

生活習慣の改善だけでは血圧が下がらない場合や、数値が非常に高い場合には、降圧薬(血圧を下げる薬)による治療を検討します。薬の種類は多岐にわたるため、年齢や合併症の有無に合わせて最適なものを選択します。

「一度薬を飲み始めたら一生やめられないのではないか」と不安に思う方もいらっしゃいますが、生活習慣の改善によって血圧が安定すれば、薬を減らしたり中止したりできる可能性もあります。一方的な指導ではなく、患者様と一緒に治療のゴールを目指します。

早めの受診が重要な理由

将来の重大な病気を防ぐ

高血圧を放置することが最も怖いのは、将来的に脳卒中(脳出血・脳梗塞)や心筋梗塞慢性腎臓病といった命に関わる病気を引き起こすリスクが格段に高まるからです。

早期に介入し、血圧を適切にコントロールすることで、これらの深刻な事態を未然に防ぎ、長く健康な生活を守ることにつながります。

生活習慣の見直しで薬に頼らない改善も

動脈硬化が進行してしまう前に受診することで、薬物療法を開始する前に、食事や運動などの生活習慣改善だけで数値を正常化できるチャンスが広がります。

早い段階であればあるほど、血管へのダメージが少なく、シンプルな対策で健康を取り戻せる可能性が高まります。

かかりつけ医による継続的な安心

定期的に通院し、血圧だけでなく全身の状態をチェックすることで、他の健康上の変化にもいち早く気づくことができます。

健診結果の見方や、日々の体調変化について気軽に相談できる専門医を持つことは、ご自身だけでなく、ご家族にとっても大きな安心材料となります。

ご相談方法と受診の流れ

当院は、JR武蔵野線・埼玉高速鉄道「東川口駅」から徒歩5分と、通院しやすい場所に位置しています。健診結果用紙をお持ちの上、お気軽にご来院ください。

Web予約・問診について

当院では、患者様の待ち時間を少しでも短くするため、Web予約とWeb問診の事前記入を推奨しています。

ご来院前にスマートフォンの画面からご予約いただき、現在の症状や健診結果の内容などをWeb問診に入力していただくことで、当日の受付から診察までがスムーズに進みます。

診察当日の流れ

ご来院後は受付を済ませていただき、必要に応じて血圧測定や検査を行います。その後、医師による診察にて、健診結果と検査結果に基づいた丁寧な説明を心がけています。疑問点や不安なことがあれば、どんなことでもご質問ください。診察後は会計を済ませて終了となります。