お腹周りの脂肪が落ちない・メタボが気になる
以前に比べてお腹周りの脂肪が落ちにくくなった、健康診断で「メタボ予備軍」と指摘されたがどう対策すればよいかわからない、といったお悩みはありませんか。年齢を重ねるにつれて代謝が落ち、若い頃と同じ食事や生活をしていても体重が増えてしまうことは珍しくありません。しかし、単なる体型の変化だと放置していると、知らず知らずのうちに血管や内臓に負担をかけ、将来的な大病のリスクを高めてしまうことがあります。
「市販のサプリメントを試しても効果がない」「食事制限をしても続かない」など、一人での管理に限界を感じている方も多いのではないでしょうか。当院は東川口エリアの皆さまの健康を守るクリニックとして、お一人おひとりのライフスタイルに合わせた無理のない改善策を一緒に考えていきます。
当院ではWeb予約に対応しており、待ち時間の短縮に努めていますので、お仕事や家事でお忙しい方もお気軽にご相談ください。
このような症状・状態は要注意
お腹周りの脂肪や体重増加は、見た目の問題だけでなく、体の中で何らかの不調や疾患が進行しているサインである場合があります。以下のような状態に当てはまる場合は、一度当院までご相談ください。
健康診断で数値の異常を指摘された
健康診断の結果、腹囲(男性85cm以上、女性90cm以上)に加え、血圧、血糖、脂質(コレステロールや中性脂肪)の数値で異常を指摘された場合は、メタボリックシンドロームの可能性があります。これらは自覚症状がほとんどないまま進行し、動脈硬化を加速させる要因となります。「要経過観察」や「要再検査」の判定が出ている場合は、放置せずに早めに詳細な確認を行うことが大切です。
いびきや日中の強い眠気がある
肥満は、首や喉の周りにも脂肪をつきやすくさせます。その結果、寝ている間に気道が狭くなり、大きないびきをかいたり、呼吸が止まったりすることがあります。十分な睡眠時間をとっているはずなのに日中に強い眠気を感じる、家族からいびきや無呼吸を指摘されるといった場合は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。この疾患は、高血圧や心疾患のリスクをさらに高めるため注意が必要です。
軽い運動や階段で息切れがする
体重が増加すると、体を動かすためにより多くの酸素が必要になります。また、お腹の脂肪が横隔膜を圧迫し、肺が十分に膨らみにくくなることもあります。坂道や階段の上り下りで以前よりも息切れを感じやすかったり、少し動いただけで動悸がしたりする場合は、心臓や呼吸器に負担がかかっているサインかもしれません。単なる運動不足と決めつけず、医学的なチェックを受けることをお勧めします。
食生活や生活リズムの乱れが定着している
夜遅い時間の食事が多い、アルコールを毎日摂取する、運動習慣が全くない、喫煙しているといった生活習慣は、内臓脂肪を蓄積させる大きな原因です。ご自身で「悪い」と分かっていても改善が難しい場合、その背景にストレスや、意思だけではコントロールできない代謝の異常が隠れていることもあります。
当院で可能な検査・診断
当院では、肥満やメタボリックシンドロームの原因や、それに伴う合併症の状態を正しく把握するために、以下の検査を行っています。患者様の状態に合わせて必要な検査を提案いたします。
血液検査
血液中のコレステロール値、中性脂肪、血糖値(HbA1cなど)、尿酸値などを測定し、脂質異常症や糖尿病、高尿酸血症(痛風)などの生活習慣病が隠れていないかを調べます。また、肝機能の数値をチェックすることで、肝臓に脂肪が溜まる脂肪肝の状態についても推測することができます。これらの数値は、治療方針を決める上での重要な指標となります。
簡易PSG検査
肥満と関連の深い睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いがある場合に行う検査です。ご自宅で指先や鼻にセンサーを取り付けて寝ていただくだけの簡便な検査で、睡眠中の呼吸状態や酸素濃度を測定できます。入院の必要はなく、普段通りの生活の中で検査が可能です。
胸部レントゲン検査
息切れや胸の圧迫感がある場合に実施します。心臓の大きさ(心肥大の有無)や肺の状態を確認し、心不全や呼吸器疾患が隠れていないかをチェックします。肥満の方でも、背後にある別の病気を見逃さないための基本的な検査です。
肺機能検査(スパイロメトリー)
大きく息を吸ったり吐いたりして、肺活量や空気の通りやすさを測定します。肥満によって肺が圧迫され呼吸機能が低下していないか、あるいは喫煙歴がある場合はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの肺疾患が合併していないかを確認します。
治療法と生活管理について
肥満やメタボリックシンドロームの治療は、「体重を減らすこと」そのものよりも、「検査数値を改善し、将来の病気を防ぐこと」が最大の目的です。当院では、患者様の生活背景を尊重しながら治療を進めます。
まずは、食事療法と運動療法が基本となります。しかし、「あれもダメ、これもダメ」といった一方的な指導や、急激で過酷なダイエットは長続きしません。当院では、患者様のお仕事や生活リズムを伺った上で、実現可能な目標を一緒に設定します。「間食の内容を変える」「通勤時に少し歩く距離を増やす」といった小さな積み重ねから始め、リバウンドしにくい生活習慣の定着を目指します。
検査の結果、血圧、血糖、脂質などの数値が高い場合は、必要に応じて内服薬による治療を併用します。薬は一生飲み続けなければならないとは限りません。生活習慣の改善によって数値が安定すれば、減薬や休薬が可能な場合もあります。
また、睡眠時無呼吸症候群と診断された場合には、CPAP(シーパップ)療法という、寝ている間に空気を送り込んで気道を広げる治療を提案することがあります。睡眠の質が良くなることで代謝が改善し、体重コントロールがしやすくなるという相乗効果も期待できます。
早めの受診が重要な理由
お腹周りの脂肪や体重増加を「体質だから仕方ない」と放置せず、早めに医療機関で相談することには、大きなメリットがあります。
動脈硬化と重大疾患の予防
内臓脂肪の蓄積は、血管を傷つけ、動脈硬化を進行させる「サイレントキラー」です。早期に介入し、血圧や脂質、血糖値を適正にコントロールすることで、将来起こりうる脳卒中や心筋梗塞といった命に関わる病気のリスクを大幅に下げることができます。健康診断で「異常なし」の範囲を目指すことが、10年後、20年後の健康を守ります。
睡眠の質と日中のパフォーマンス向上
肥満が原因で睡眠時無呼吸症候群になっている場合、治療を行うことで睡眠の質が劇的に改善します。朝すっきりと目覚められるようになり、日中の眠気や倦怠感が解消されることで、仕事や家事のパフォーマンスが向上します。また、良質な睡眠は代謝を整え、ダイエットの効果も出やすくなるという好循環を生みます。
足腰への負担軽減と活動的な生活の維持
体重過多は、膝や腰などの関節に大きな物理的負担をかけます。早めに体重コントロールに取り組むことで、変形性膝関節症や腰痛の悪化を防ぎ、いつまでも自分の足で元気に歩ける体を維持できます。痛みが減れば運動もしやすくなり、より健康的で活動的な生活を送ることができるようになります。
ご相談方法と受診の流れ
当院は東川口駅から徒歩5分の場所にあり、通院しやすい環境を整えています。健康診断の結果表をお持ちの方は、受診の際にぜひご持参ください。
Web予約・問診について
当院では、患者様の待ち時間を少しでも短縮するため、Web予約とWeb問診の事前記入を推奨しています。スマートフォンやパソコンから24時間いつでも予約が可能で、事前に症状や生活習慣について入力していただくことで、当日の診察がスムーズに進みます。
診察当日の流れ
ご来院されましたら、受付をお済ませください。予約時間に合わせて、必要な検査や医師による診察を行います。診察では、検査結果に基づき、現在の体の状態や今後の対策について、専門用語を使わずに分かりやすく丁寧な説明を心がけています。最後に会計を行い、必要に応じてお薬の処方箋をお渡しします。